過労死

能力の乏しい人が実務を行っている
システムエンジニアの過労死の話を耳にすることがあります。 いわゆる「火消し」で、最近違う現場にヘルプに行くことが多いようです。 現場と掛け持ちなので管理的なポジションにはつけず、主に実務面の手伝いをします。 設計書を書いたりコーティングをすることになるので、若いエンジニアや協力会社の人と接することになります。
なぜ火消しとしてヘルプに呼ばれるかというと成果物が上がらないからです。 なぜ上がらないのか。それは、その局面において能力の乏しい人が実務を行っているからです。 設計書を書ける人はクライアントとの無意味な調整とスケジュール管理に忙殺され、プログラムを書ける人は不得意な業務の設計をさせられ、新人に近いレベルの人が手探りでプログラムを書く。 誰が見てもダメですね。

有能な人が足りない
業務エンジニアのヒエラルキー的には間違っていませんが、所属する階層が一段ずれています。 この原因は人手不足です。 けれど、業界的には人が余っているところもあります。 つまり有能な人が足りないということなのです。 これは更なる有能な人の欠乏を呼ぶ、負のデススパイラルとなるのです。
この状態を脱するためにはどうしたら良いのでしょうか。 マネジメントの視点からは、標準の整備と管理の明確化をする事で作業レベルを下げる、という解決策が提示されます。 確かにそれは有効かもしれませんが、それが本当に有効なのはこのエンジニアのレベルと現場としての所属階層が実態と近いことが前提です。できないマネジメントをするところまでは想定していません。


